ココナッツオイルの正しい選び方は?エキストラバージンとの違い紹介!
美容や健康、ダイエットに効果があると言われるココナッツオイル。
大人気のスーパーモデル、ミランダ・カーさんが愛用していることからブームになりまだまだココナッツブームは続いていますよね!
私もココナッツオイル愛用者の一人です。
SNSなどでもココナッツオイルを愛用している方は数多く見られますよね。
ココナッツオイルを購入したことがある方やネットなどで検索したことがある方はご存知だと思いますが、ココナッツオイルには様々な種類がありますよね。
今回はココナッツオイルの正しい選び方やエキストラバージンとの違いなどをご紹介していきます。
目次
ココナッツオイルに種類があるの?
楽天やAmazonなどをよく利用されている方はご存知かと思いますが「ココナッツオイル」で検索をかけると様々な商品が出てきます。
メーカーが違ったり、容量が違ったり。
金額も様々です。
「ココナッツオイル」とだけ書かれているものや「ヴァージンココナッツオイル」「バージンココナッツオイル」「エキストラバージンココナッツオイル」などと書かれているもの。
種類が多くてどれを選んだらいいのか分からない!
という方も多いのではないでしょうか?
販売されているココナッツオイルには大きく分けて2種類あります。
まずは「ココナッツオイル」。
こちらはただの「ココナッツオイル」とだけ表記されているものです。
そして「エキストラバージンココナッツオイル」。
こちらは名称が様々で、「バージンココナッツオイル」「ヴァージンココナッツオイル」「エキストラヴァージンココナッツオイル」
とも記載されることがあります。
「エキストラ」とついているものは品質が最高のもの、という意味だそうですが細かい規定はないそうです。
なので「エキストラバージンココナッツオイル」、「バージンココナッツオイル」と書かれているものは品質には差がないようなので、あまり気にしなくても大丈夫そうです。
皆さんが愛用されているのはどのココナッツオイルでしょうか?
意外と気にせず買っている、という方も多いんですよ。
私の母も先日「Amazonで前に買ったやつと違うココナッツオイルを注文したんだけど、前に買ったやつが入荷されてたからキャンセルして前と同じのにしたよ」
と言っていたのですが、キャンセルした方のココナッツオイルは「バージンココナッツオイル」ではありませんでした。
ちなみにリピート買いしたもののほうが「バージンココナッツオイル」です。
この2種類、どのような違いがあるのでしょうか?
エキストラバージンココナッツオイルとココナッツオイルの違いってなに?
種類が2種類あるココナッツオイル。
エキストラバージンココナッツオイルと普通のココナッツオイルの違いはなんなのでしょうか?
エキストラバージンココナッツオイルはココナッツの実の収穫から48時間以内に作られます。
天然100%、無精製、無添加のものをエキストラバージンココナッツオイルと呼んでいます。
ココナッツオイルはエキストラバージンココナッツオイルの条件を満たしていないものをそう呼びます。
精製工程を経ていて、高温精製、漂白工程、脱臭工程などがされているんです。
漂白工程、脱臭工程において添加物も使用されている場合が多く水素添加物やトランス脂肪酸が含まれてしまっている可能性があるんです。
体にいいはずのココナッツオイルなのに添加物が入ってしまっていては体に良くありませんよね。
エキストラバージンココナッツオイルはトランス脂肪酸を含みませんが、ココナッツオイルはそのトランス脂肪酸を含んでいることもあるそうなのでダイエットにも向かないと思います。
精製されているココナッツオイルは、未精製のエキストラバージンココナッツオイルに比べて色も無色透明で香りもないそうです。
未精製のココナッツオイルはほんのりとココナッツの甘い香りがしますよね。
その香りを楽しめないものは精製されているココナッツオイルである可能性があるということを覚えておいて下さいね。
栄養価ももちろんエキストラバージンココナッツオイルのほうが高く、普通のココナッツオイルは加熱処理もされているので、精製工程でココナッツの良い成分が破壊されてしまっているそうです。
さらに添加物も含まれていて体に良くない不飽和脂肪酸も含まれている場合が多いようです。
不飽和脂肪酸はコレステロール値の上昇や心臓病の原因にもなる恐ろしいものです。
健康の為、美容の為、と摂っていたココナッツオイルが実はエキストラバージン、バージンココナッツオイルではなく普通のココナッツオイルだった場合、健康、美容から遠ざかる結果を招く可能性もあるんですね。
美容や健康、そしてダイエットに効果があると言われているココナッツオイルですが、その良い効果はエキストラバージンココナッツオイル、バージンココナッツオイルでしか得られませんので、まずは「エキストラバージンココナッツオイル」、「バージンココナッツオイル」であることを確認してから購入しましょう。
ココナッツオイルの瓶の裏のラベルやネットで注文する際の商品説明、品質表示を確認することも重要ですね!
水素添加されていないもの、トランス脂肪酸を含まないものを選ぶように心掛けましょう。
どうしてココナッツオイルとエキストラバージンココナッツオイルには差があるの?
画像引用元:http://trendstyle96.net/archives/1351
同じココナッツから作られるココナッツオイルとエキストラバージンココナッツオイル。
どうしてそのような差が出るのでしょうか?
それは製造過程に違いがあるからなんです。
先程も少しお話しましたが、エキストラバージンココナッツオイルは採れたてのココナッツから抽出されます。
まずは低温圧搾、という40℃以下での圧搾を行います。
殻を割った生のココナッツの果実をそのまま低温で圧搾。
圧搾して取れた液体にはまだ水分と油分、ミルク分が含まれています。
それを分離させて作るのがエキストラヴァージンココナッツオイルです。
分離の方法にも種類があり、液体をじっくりと常温で2~3日、ココナッツに含まれている生きた酵素を利用して発行させる方法が発酵分離法と呼ばれています。
バージンココナッツオイルの伝統的な製法なんだそうです。
発酵分離で抽出されたココナッツオイルは水分量を0.05%以下に抑えることが出来るので栄養価も高く劣化しにくいのが特徴です。
もう一つは低温圧搾した液体を遠心分離機にかけて機械的にミルク分と油分を分ける方法です。
こちらは遠心分離と呼ばれていて短時間で製造でき、低コストですがミルクのほうに栄養が残りやすいという特徴があり、発酵分離に比べると栄養素が薄くなってしまったり劣化が早かったりします。
ではココナッツオイルはどうでしょうか?
ココナッツオイルは生のココナッツではなく乾燥させたココナッツから抽出されます。
収穫してから天日干しして乾燥させたココナッツは臭くなってしまったり、腐ってしまうこともあるのだそう。
それを化学溶剤を使用してカビや臭いを取り除いて作られています。
先程もお伝えした脱臭工程、漂白工程ですね。
化学溶剤を使用しているので身体にいいとは言えないものになってしまっているのだと思います。
フレッシュな状態のココナッツから摂れたエキストラバージンココナッツオイル、バージンココナッツオイルのほうが体によく健康、美容、ダイエットへの効果が期待できる理由は使われるココナッツの状態から始まっていたんですね。
ここまで読んでいただいてピンときた方も多いかもしれません。
ココナッツオイルを選ぶ際はまずは「エキストラバージンココナッツオイル」「バージンココナッツオイル」であること。
水素添加されていないもの、トランス脂肪酸フリーであること。
そしてさらに低温圧搾されていること、
さらなる美容、健康への効果を求めるのなら「遠心分離」ではなく「発酵分離」によって抽出されたものであること、が条件のようですね!
ラベルや品質表示をしっかり見れば健康、美容に効果のあるココナッツオイルをきちんと選ぶことができそうです。
本日のおさらい
今回はココナッツオイルの正しい選び方やココナッツオイルとエキストラバージンココナッツオイルの違い、製造過程や気を付ける点などをご紹介しました。
せっかくの美容、健康への効果なのでしっかりとした品質のもの効果がちゃんと期待できるものを選びたいですよね。
私が使用しているのも「エキストラヴァージンココナッツオイル」です。
オリーブオイルなどでも「エキストラバージン」のついていないものよりもついているものを選んだほうがいいですよね。
ココナッツオイルも同じです。
今まで気にせず購入されていた方ももう一度瓶の裏のラベルを確認してみてはいかがでしょうか?
ココナッツオイルについては
『ココナッツオイルはなぜダイエットにおすすめ?効果を徹底紹介!』
なども参考にしてみて下さいね!